栃木県産業協議会

栃木県産業協議会 創立の経緯

栃木県産業協議会は、昭和56年5月8日に創立総会を開催し、今年で42年目を迎えます。これもひとえに会員企業はもとより県内各方面のみなさまのご指導、ご支援によるものと深く感謝申し上げます。

当協議会の創立の目的は、次の3つがあげられます。
第一に、地元の経済力を高めるためには、大企業と中小企業の中間に位置する、中堅企業の育成対策がもっと必要ではないかということ。
すなわち、栃木県の将来の発展性を考えますと、中央や外部資本に対抗し得る
中堅企業を育て、地元産業基盤を何としても強化し、地場産業をもっと盛り上げなければならないということでした。

第二に、わが栃木県は近隣の群馬県・茨城県と比較して、株式上場企業が少なかったことから、上場企業をもっとたくさん創り出そうということです。
そのためには、もっと異業種間の交流を深めながら切磋琢磨し、栃木県から1社でも多くの企業を、将来上場出来るようにしようと考えました。

第三に、当時は、中堅企業が中小零細企業のように公的融資環境に恵まれていなかったこと等もありまして、何とか改善したいということでした。
そこで、県と地元銀行に働きかけて中堅企業に対する資金面の援助改善を支援して頂こうということでした。

このためには、まず県内各地にある中堅企業の経営者が一つになる事が先決ではないかということから27名の地場企業経営者が発起人となり、栃木県産業協議会を発足させた次第でございます。
その後42年が経過し、当協議会設立当初6社であった県内上場企業も、今では21社にのぼり、当時と比較致しますと本県の産業経済は一段と拡大し発展しております。 
当協議会は、今後とも栃木県の経済産業の発展に寄与してまいる所存ですので、これからも皆様のご支援、ご指導をお願い申し上げます。